JQA地球環境世界児童画コンテスト

コンテストの概要

JQA地球環境世界児童画コンテストは、地球環境を題材に絵を描くことを通して、環境問題について考えてもらうきっかけを提供し、次世代を担う子どもたちの環境意識の向上を願って開催しています。

第23回受賞者発表

地球環境特別賞

池田 瑛心 広島県 6歳

国内受賞作

国内最優秀賞

戸田 愛莉 愛知県 14歳

ユニセフ賞

島津 環愛 香川県 10歳

JQA特別賞

岩元 菜奈 愛知県 13歳

IQNET特別賞

神谷 莉々子 愛知県 11歳

審査員特別賞

渡邉 百々花 東京都 7歳

国内入選
名前出身地年齢
髙木 優卯広島県7
髙島 章果兵庫県8
伊藤 理津愛知県8
保田 鼓神奈川県8
水金 航志東京都9
中村 光希愛知県10
小見 葵陽茨城県10
亀井 佐和愛知県10
西牧 擢神奈川県10
劉 思涵長野県11
名前出身地年齢
名定 杏花兵庫県12
德植 琴遥神奈川県13
福島 叶都埼玉県14
妹尾 はなみ神奈川県14
吉田 葵愛知県14
河野 華子秋田県14
今井 ゆき奈山形県14
野田 明莉長崎県14
須藤 小次郎岐阜県15

海外受賞作

海外最優秀賞

Vlad Miruna Stefana ルーマニア 13歳

ユニセフ賞

Eana Emma Elena ルーマニア 9歳

IQNET特別賞

Tcaci Taisia モルドバ 7歳

IQNET特別賞

Patru Ioana Adriana ルーマニア 14歳

JQA特別賞

Liu Yu-Chen 台湾 7歳

JQA特別賞

Sanchez Morales Maria Victoria ベネズエラ 14歳

審査員特別賞

Lee Alyssa Ivy カナダ 7歳

海外入選
名前国・地域年齢
Afsin Suhalaバングラデシュ7
Tabassum Sanjidaバングラデシュ15
Patel Aarna Vishalインド12
Budheliya Hetvi Shaktibhaiインド14
Zina Jalaliイラン13
Cho-Eun Lee韓国8
Jeong Louis韓国9
Ali Lara M.レバノン13
Myat Sai Pyae Sone Myoミャンマー11
Chandrapala Chenuli Nehansaオマーン9
Cristobal Emily Samanthaフィリピン15
Daniel Doh Kamaw Sawシンガポール8
Kumari Thennakoon Maneshi Disathmaスリランカ6
Rajapaksha M.P. Rasanjana Vibuthiスリランカ11
Nirmani Maleeshaスリランカ15
Panmoon Sasiradaタイ9
Ratchaphong Yadaphatタイ12
Tran Thuベトナム15
Seleka Phetoボツワナ12
Al-Awadi Fariedaエジプト11
Itua Kenneth Liberation Angelナイジェリア12
Harutyunyan Arpiアルメニア7
Tamamyan Elenアルメニア13
名前国・地域年齢
Noor Hayatアゼルバイジャン13
Beren Jaferブルガリア4
Nagy Boglarkaハンガリー8
Viczko Julia Saraハンガリー10
Doka Timeaハンガリー10
Kokenyesi Doraハンガリー13
Rostas Amandaハンガリー15
Szarvas Lenaハンガリー15
Kuragamage Amaa Shakya Pereraイタリア10
Podzina Dartaラトビア9
Vaitkeviciute Astrejaリトアニア13
Osadcenco Evelinモルドバ14
Naumova Jana北マケドニア10
Craciun Isabel Mariaルーマニア7
Ripa Ilincaルーマニア8
Romina Vorosセルビア9
Bujak Andrejセルビア12
Hrabovsky Leoスロバキア12
Jedinakova Martinaスロバキア14
Zhou Bill Xiao Dongカナダ10
Kaithlyn Aguilarコスタリカ7
Hovsepyan Alvardアメリカ11
Ornella Cunninghamアルゼンチン9

総評

絹谷 幸二

私はこのコンテストの審査員を毎年させてもらっていますが、とても学ぶことが多く勉強になるので、楽しくて仕方ありません。今回も素晴らしい作品たちが選ばれました。惜しくも選ばれなかった作品もありましたが、どの作品も遜色なく、選ぶのは本当に難しいです。ここにある作品を描いた全員に賞をあげたいくらいです。

ここにある作品たちは、子どもたちの美しい心がそのまま鏡のように映っています。心が絵に映されているのです。絵を描くということは上手に描く、腕前を上げるということよりも、子どものように自分の思いを育て、映すことが大切です。子どもたちの心は本当に美しく、今日はそれを存分に見せてもらってとても幸せです。

山にある砂鉄や石灰岩に含まれる炭酸カルシウムは、雨や川に流れて畑の土の中や海に流れ出ます。それらを微生物たちが食べ、その微生物を動物や魚たちが食べ、やがてその動物や魚たちを私たちが食べているのです。私たちの身体は自然によって繋がり、成り立っています。今回のテーマは「ひとと自然の幸せな時間」です。大人の感覚からすれば、人と自然は別々のものと捉えがちですが、子どもたちの絵は人間と自然は別々に考えてはいけない、自然が美しいものでなければならないのならば、私たち人間が美しくなければならないと教えてくれました。

世界の子どもたちが描いた曇りのない正しい心を映した作品たちが、全国各地で展示されていますので、機会があれば是非大人たちに見てもらいたいです。きっと彼らのメッセージが心に響き、有意義な時間を過ごせると思います。

審査委員長
画家・東京藝術大学名誉教授
絹谷 幸二

審査会の様子

2023年6月15日に最終審査会が行われました。世界各国の子どもたちが「ひとと自然の幸せな時間」のテーマをもとに描いた数多くの作品の中から、厳正な審査の結果、優秀な作品が選出されました。

審査員紹介

審査風景

過去の受賞作品