大変楽しく審査させていただきました。 審査するというよりも、審査されているような気持ちです。
有史以来、人間は飽きもせず、なぜこうも絵を描き続けているのか。 それは、人間のイメージの世界、空想の世界に 楽しい世界が広がっているからだと思います。 子ども達の絵を見せていただきますと、カラフルで、楽しいんです。 地球とは本当は楽しいところなんだと気づかされます。
花が咲いている、そこに色彩があるということは、 地球が砂漠化していないという証拠だと思う。 例えば、海の深度15メートルくらいからは色彩が無くなってくるんです。 宇宙に行っても色彩が無くなる。 砂漠に行っても色彩が無くなる。 僕は子どもたちの描く豊かな色彩の絵を見ると、 地球というのは捨てたものじゃないというメッセージがあると感じる。 宇宙のどこを探してもこのような星は地球だけなんですね。 どんな望遠鏡で見ても見つからない。 夢も希望もいっぱいつまっている星なんだなと 子どもたちの絵を見て感じます。
この星を月世界のような不もうな星にしては、いけないというのが、 子どもたちの願いであると思います。 それがひしひしと伝わってきます。 死んでから、何かやるのではなくて、 生きている今こそ、ここにある地球こそ、幸せの証だと 子どもたちは捉えているのではないでしょうか。
天国は死んでからたどり着くと言われていますが、 実はこの地球こそが天国なのではないかと思います。